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この3年間、旅に浸るわけでもなく、旅で知りあった人たちとだけとつるむということもなくほんと一般的な?生活をしていた。バスに揺られ、見たこともない民族衣装を着た人たちと一緒にごはん食べ、アムステルダムで沈没し、砂漠のど真ん中で礼拝をみたりしていたのと180度違う生活。帰って来てからいろんなバイトをしたけど、最終的に地元の役所関係でバイトすることになり朝9時〜16時まで働く。事務机に座って雑用をこなす。ムカついてもヘコヘコして笑ってる毎日(笑)。でも生活が180度変わっても根本的なものは変わっていなかったと思う。いろんな人に出会えたし、考えたこともたくさんあるし、美味しいものも食べられた。要はどういう風に受け止めるか?かもしれない。そうやって働いている中で今まで気づかなかったことも見えてきた。 1年3ヶ月旅行したけど、期間も行き先も決めずに出発。そろそろ帰ろうかなと思ったのは、いろんな日本人旅行者達と出会う中、ふと「日本で一度は働こう」となぜか思ったから。たぶん私に日本の社会でそんなに働いたことがないという変なコンプレックスがあったのも事実で、組織や社会でもまれたことのある人と、ない人と出会うことでそういう風に考えたのかもしれない。 そして私は何か勘違いをしていたんだと気づいた。この世の中に楽園とかパラダイスとかいう場所はない。私達から見たらのんびりしていて憧れの生活であっても、その生活が現地の人の現実。そういう自給自足でのんびり見える村でも要領よく生きた方がいい。楽しい生き方はあったとしても「楽(らく)」な生き方なんてない。 旅行中もずっと考えていたことは私は何がしたいんだろうという事だった。占いの出来る人に出会えば何に向いているか聞き、同じように考えている人たちと話をした。 働くってことは、職業によって様々だろうけど、人に頭下げたり、もちろん自由な発言はできない。イライラすることも多い。そう、「ムカツク」という言葉がよくでる。でも、そういうことを経験することで本当にやりたかったこととかが見えてきた気もする。 会社勤めをしたくなくて適当にバイトする。やりたくないことはやってないのでとりあえず満足する。でもそれってやりたいことをやっているわけでもない。イヤなことをやってない=やりたいことをやっている、わけじゃない。もちろんイヤな人や気の合わない人達もたくさんいる。でも旅行中でもそういう人と出会う確率は結構高い。とにかくいろんな人とすれ違ったりしないと「出会い」はない。そのバイトでほんとイイ人にも出会えた。旅行中に会った肝っ玉かあさんみたいな存在。私が仕事を続けられたのも彼女たちのおかげ。 この3年で気づいたこと。私ってホント働かない人間なんだなと実感した。キューバではリフレッシュしてきたいとか人には言ってるけど、どう考えても「リフレッシュ」という言葉を使えるほど働いていない。そして、事務系の仕事で毎日お勤めをする事って私には絶対向いていないと思っていたし、拒絶していた。しかし決して出来ないことではなかった。向き不向きはあったとしても、案外みんなが出来る仕事なのかもしれない。この先、好きな事をして最終的にダメだったとしても、最後の最後はこの事務系のお勤めをすればいいんだ!(精神的な意味でね)と変な確信も持てた。 4月からキューバ・メキシコへ。期間は3ヶ月、帰る日も決まっている。旅行をしたところできっと大して変わらないだろう。キューバに行ったところでスケールの大きな人間になれたり、デカイ人間にはなれない。でも、少し変われるとしたら、また帰ってから働く時に、小さな事で陰口を言ったり、一緒になって意地悪したり、そういう事に出来れば流されない人間になりたいと思う。ただそれだけ。それでは行ってきま〜す。 |
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